2026年01月19日
よくある話だと思います、アパートの退去時精算で敷金が返ってこず、加えて入居時に一部備品を取り外してもらったものを後で費用請求される、という二つのトラブルがありました。なので調停を起こしてみました。少額なので自力でやるしかなく大変でした。
民事調停や少額訴訟、話には聞いたことがありまして、私には別の世界の話だと思っていましたが、せっかくの良い機会なのでトライしてみました。調査~作成~郵送までです。
要した期間、費用
調停なんて自分でやれば1週間ぐらいで数千円でできるよ、とよく言われると思いますが、下の表のように実際にかかった期間は約1.5カ月、初めてでしたので時間がたくさんかかりました。またかかった費用は1,610円でした。私はこれに交通費360円を合わせて合計1,970円でした。費用に関しては本当に数千円でしたが、初めての人間にとってはたくさん期間を要しました。
| やったこと | 期間 | 時間 |
| ネットで検索・調査 電話で質問・確認 | 約3週間 | 約5時間 |
| 申立書の作成 | 約4週間 | 約8時間 |
| 申立書の郵送 | 約2日 | 約2時間 |
| 合計 | 約1.5カ月 |
時間:実際に手を動かして作業したときの長さ、おおよその長さです
| 買ったもの | 費用 | 備考 |
| 収入印紙 | 500円 | 調停で10万円以下の場合です 訴訟・調停・支払催促と金額で異なります |
| 郵便切手 | 680円 | 管轄の家庭裁判所で異なります 東京の場合は2950円、私の場合は680円です 切手内訳は指定がありました 110円4枚、50円2枚、20円5枚、10円4枚 |
| レターパックライト | 430円 | 普通郵便+簡易書留でも430円 |
| 合計 | 1,610円 |
準備・作成
ネットで検索・調査
「敷金 裁判」等でネットで検索をしても、コラムであったり説明書きであったりのページはあるのですが、実際の書類はどのようなものを作成すれば良いのか、すぐにはわからなかったです。ネットで色々見ていくうちに段々とわかってはきましたが、合っているかは不明でした。頑張りました。
申立書の作成
裁判所のホームページ「民事調停で使う書式」から「申立書(敷金返還)(Word)」と記入例をダウンロードし、自力で(生成AIを使用して)作成しました。データの中には「調停申立書(という表紙)」と「申立ての趣旨」と「紛争の要点」がありました。しかしそれ以外に「申立ての理由」や「事情」というタイトルで詳細を記載しなければならず、なかなか作成するまでは難しかったです。ネットと生成AIでナントカ作成しました。
私も、こんな形で出しました。と公にしたい気持ちもありますが、恥ずかしいのでやめておきます。
郵送
郵送方法の確認
調停申立書を郵送する際は、色々と決まり事があるらしく、大変でした。私だけかもしれませんが、色々な事実確認や調停申立書の作成で精一杯で、作成はできましたがその後の郵送というのがまた色々と知らないことがあり大変でした。
こちらもネットで検索をしても、はじめはよくわからなかったです。進めていくとどうやら管轄の裁判所による、ということがわかってきました。私の場合は最寄りの簡易裁判所と今回郵送する簡易裁判所が異なるのですが、対面で口頭の方がわかりやすいですし、ついでに申立書の方も大丈夫かどうか確認していただこうと思い、一先ず最寄りの簡易裁判所へ伺いました。もちろん、最寄りの簡易裁判所では、こちらではこうです、という内容でしたが、全体のイメージを持てました。そしてその後、郵送する簡易裁判所には電話で確認しました。
郵送物の用意
申立手数料については、少額(10万円以下)の場合は管轄が異なっていても500円と変わらなかったのですが、申立書を相手方に郵送する郵便切手については大きく異なりました。最寄りの簡易裁判所では2,850円でしたが、私が郵送する簡易裁判所では680円でした。また金額がわかってもその内訳を細かく指定されました。なので郵送する前には必ず電話して確認するのが確実だというのがわかりました。
そしてそれをもとに郵便局に収入印紙と郵便切手を買いに行く、文字では単純なことですが、腰が重かったです。
またその他にも、左綴じで2か所ホッチキスで綴じること、各ページの上部予約に捨印の押印に協力すること、申立書1ページ目の余白部分に収入印紙を貼ること、ただし割り印はしないこと、等と細かい指定がありました。詳細については、簡易裁判所で用紙をいただきました。画像として表示をしたいのですが、念のためやめておきます。
郵送する申立書
ということで、用意が整ったので郵送です。
レターパックライトに 郵便切手、調停申立書2部(裁判所用・調停員用と相手方用)、送付状 を入れて無事準備が整いました。送付状は特に言われなかったのでいらないのかもしれませんが、念のためというのと自分用のメモとして作成し同封しました。写真以外に調停申立書をもう1部自分用に保管しています。

郵送先住所間違いトラブル
申立書に記載した相手先住所の部屋番号を間違えていました。建物賃貸契約書にそう書いてあったので、申立書にも部屋番号を202と記載し、違和感をかかえながら待っていると簡易裁判所から連絡がきて、「郵送をしたけど返却された、住所を確認してくれ」となりました。
確かに、私自身が元々住んでいたところからの相対的な位置関係であそこは203か204だろうなとは思っていたものの、契約書に202と書いてあるからまあ良いか、と思っていた矢先、間違えていて、確認したら203でした(知人に現場をみていただきました)。
1月19日(月)にレターパックを郵便ポストへ投函し、1月27日(火)に期日通知書というのが発送されていて、恐らく自宅に郵便受けに入っていたのが1月30日(金)、2月2日(月)に相手先住所が間違えているというTELがきました。その後すぐ確認して2月4日(水)に正しい住所を伝えました。ヒヤヒヤしました。
ここまでの感想
それにしても、門外漢なことについては大変でした。消費者生活センターへ電話しても、賃貸ホットラインへ電話しても、定型文的なこと(少額訴訟できます民事調停できます、みたいなこと)しか言われず、実際に手を動かす際には何をすれば良いのか具体的なことはほとんど教えてくれませんでした。聞き方がよくなかったのかもしれませんが、たらい回しにされると心が折れそうでした。
それでも、今回一度経験しておくのは良いと信じ、頑張りました。
